tourは回転、en l'airは空中で、という意味なので、「空中での回転」。 両足で踏み切って、水平にひねって回転します。踏み切りの(1)と着地の(4)では前に出ている 足が入れ違っていますが、空中で足を入れ替えることで「ひねり」の動きを作っています。 普通は、一度のジャンプで2回転または3回転を回ります。その場合、回転が複数なので"tours en l'air"となり、トゥール・ザン・レールと発音されます。アルプ2003年1月号p71の「ザン・レール」はこの振りのことなのですが、tour(回転)がなくて、複数形の"s"だけが残った言い方なので、言葉としては不思議な感じです。 女性がこの振りをすることはほとんどないようです。「キャッツ」でも雄ネコのダンスの中に何箇所か取り入れられています。ただ、着地は図のような基本形ではなく、膝と手を付く形になっています。(ジェリクル舞踏会のミストフェリーズ、ギルバートなど)。 また、坂本ミストがミストフェリーズナンバーで一箇所入れていますが、その場合、着地は(5)のようになります。両手が上がる(アン・オーの形)こともありました。ちなみに舞台一周(グラン・ジュテ・アン・トゥールナン)の途中で入れる水平回転は、踏切が片足なのでトゥール・ザン・レールとは違い、ソ・ド・バスクというジャンプではないかと思います。 また、蔡ミストもナンバーの途中で空中の水平回転から片膝をついて着地、という振りがありました。着地の方向は(5)とは反対です。反対周りに回転しているのかもしれません。 望月ミストも同じような振りをしていましたが、空中で片足を膝まで上げているので、ジャンプの種類は違うかもしれません。着地は(5)と同じ方向です。 |
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